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「法善寺横丁まつり」法善寺 Wasabiさんの、おいしいこくばん。

8月11日(木・祝)に 大阪難波の法善寺にて「法善寺横丁まつり」が 3年ぶりに開催されます。






法善寺横丁の各店が 手作りの夜店をだされる中、

この度 法善寺横丁 Wasabi さまの夜店の おいしいこくばんを描かせていただきました👏





お品書きはこちら。 ・カンパリソーダ🍹 ・3種のポテトフライ🥔(インカの目覚め・ノーザンルビー・シャドークイーン) ・遠野パドロンの素揚げ🫑

の3点を販売されます。



ソムリエが作るカンパリソーダ。 揚げたて3種のポテトフライにはピザソースにチーズをかけて。 遠野パドロンの素揚げには、塩の結晶をぱらり。





まだまだ汗ばむ8月の夜。 野菜のもつ甘みとトッピングの塩味からの シュワッとした喉越しの向こう側で響く、ジャズの音。 最高のコンビネーションです。


夜店だからといって、 メニューに一切の妥協なし。 歴史ある名店の夜店なんて、夢のような話です。






日常が「帰ってきている」というよりも 「取り戻している」感じ。

受動的よりも、一人一人が能動的に。

きっとこの3年間のこわばりを解くのは 「勇気」であり、人の力なのだろうと思います。



この法善寺横丁まつりは、 アスファルト舗装だった横丁を 1982年に南海電車の敷石を譲り受けて 石畳を復活したことを記念して始まったのだとか。


想像してみてください。 石畳の上を、浴衣姿に下駄を鳴らしながら歩く姿を。 風情ある景色は実在します。気分が高まりますね。


人情の町、と呼ばれるこの場所は 大火からの再起を経験されています。それも何度も。 簡単なことでないのは明らか。

それでもこうして今があるのは、ここにいる方々が 「人情の町」を積み重ねてきたからこそだと 思わずにはいられません。



法善寺横丁のはじまりは、江戸時代なのだそう。

法善寺には、仏様の石像に水をかけてお参りをする 「水掛け不動さん」がいらっしゃいます。

その水掛け不動さんの隣には「夫婦善哉(めおとぜんざい)」のお店も。

その昔、大正・昭和にかけて 難波にあった芝居小屋に向かう人々や 法善寺に参拝に来る人たちの休憩所として この横丁が発展していったようです。


”にん-じょう【人情】 ①自然に備わる人間の愛情。いつくしみ。なさけ。 ②人心の自然の動き。” 岩波書店 広辞苑 第五版 より


声をかける、声をかけられることに 抵抗を感じてしまうようになったのは いつからだろうか、と考えても思い出せない。 きっと感染症でそれに拍車はかかってしまったし、 自分の見えない不安がそれを膨らませていったことは よくわかっている。

「見えない、わからないことがこんなにも怖さを作り出すなんて」と どうしようもないことに囚われていても仕方ない日々。 押し黙ってなんとか乗り越えた先で、 見知らぬ誰かと話せた時のなんと心が和らいだことか。 今でもその感情ははっきり覚えています。



会話、でなくても 私たちは目が合うだけで 「楽しい」「嬉しい」「ありがとう」と 伝えられたりする。 当たり前のようなそれは、お互いの ちいさな「勇気」のやりとりのような時間です。


喜びを届ける側と、受け取る側それぞれが その場にいるから触れられる 「勇気が行き交う場所」なんだと思うと 歴史の重さにドキドキしつつも、嬉しい気持ち。








一つの季節の流れの中で お互いに心を動かす、嬉しい時間があることを。 人情の町に勝手に教わりました。


過去2回ほどお祭りに足を運んだのですが どこも美味しすぎて全部制覇したいのに、 お腹がついていかないのが悲しさ。 こんな最高なお祭り、教えたくないのが本音です。笑 近くにお立ち寄りの際は、 おいしいこくばんを目印に是非お越しください🍹🥔🫑

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法善寺横丁まつり


日時: 2022年8月11日(木・祝) 夜店 17:00頃〜


法善寺 JAZZ STREET 2022 17:00~21:00


住所: 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波1丁目


基本的な感染対策をお願いいたします。 ご飲食は境内広場飲食スペースのみとさせていただきます。 混雑時は入場を制限することがあります。 今後の社会情勢等により開催を中止する場合があります。


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