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香るように淡い、ヒスイラベンダーのインク。

. . 📜🖋. . Hisui and lavender. 一つ前の投稿で 「翡翠を模したショコラに言葉を書くのなら」と手に取ったのは、 「ヒスイラベンダー」の名前のインクでした。


フーシェ オリンポス「惑星のかけら」と宝石ことば。 https://boudoir-madoka.wixsite.com/website/post/2023foucherolympus-calligraphy


香るように淡く覗くラベンダー色が、 肩の力を抜いて楽しむことを教えてくれるようです。





●August 28. hisui lavender ヒスイラベンダー 水性染料インク ラベンダーの香りに包まれて、目の前に広がるのは宝石の海岸。 この日に開催のラベンダーをテーマにしたイベントをイメージしたインク。 透き通るヒスイ色の中にラベンダーカラーが隠れています。 綴ル ONLINESHOP Color diary TOYAMA 販売ページより https://www.tsuzuruniwa.com/product/color-diary-toyama/460?cp=true&sa=true&sbp=false&q=false


日本で翡翠と呼ばれている宝石は、鉱物のジェダイトを指していて、 語源はスペイン語の「ピエドロ・デ・ジャーダ」。 腰痛を治すというおまじないの石を意味するのだそう。 実際にラベンダー色は珍しいヒスイとして存在するようです。

そして 香りのする花のラベンダーの学名の一つは、 Lavandula angustifolia(ラワァンドゥラ アングスティフォリア)。 lavo:洗う / lividus :青みがかった鉛色の / angusti : 狭い / folia : 葉の という言葉なのだそう。

「洗う」という意味の通り、 清潔にしたいところや鎮める作用があるとされる香りを持つのが ラベンダーの特徴だといわれています。 インクは実際にラベンダーの香りがする訳ではないのだけど、 柔らかな色合いに 塗っても描いても、癒されます。







はじめは青みの強い緑の透明感あるインク色から 使って乾いたあとは、ヒスイのあの色合いに。

このヒスイグリーンの中に ラベンダーカラーの気配を纏っていることは 使った後に分かるという楽しみ。 ぱっと見は分からないくらいの ニュアンス程度だったりすることもあって、 淡いインクだからこその曖昧なこの感じが良い。

知ってて使う身からすると 使うたびに違う表情を見せるものだから、 たまらなく可愛く感じてしまいます。

用紙や道具などによって 隠れたラベンダーカラーが出てくるかどうかは変わってくるようなので、 いくつか用意して試すのも楽しい。

夜と朝の空の色が混ざり合う、淡い時間の静かな窓辺とか ゆっくり、じっくりと 頭の中の言葉を書き進める時間のテーブルの上で使いたい。 柔らかで優しい色です。

昨年末から淡い色のインクに惹かれてるせいか、 最近手に取る色の一つ。

・・・・・ 使用したもの ◎インク: 綴ル ・August 28. hisui lavender ヒスイラベンダー

◎ガラスペン ガラス工房 焱(ほのお) ・加茂の流れ

◎用紙: SAKAEテクニカルペーパー ・イロフル 無地

・・・・・・ 【参考文献・サイト】

・綴ル ONLINESHOP  https://linktr.ee/tsuzuru ・諏訪恭一 著 (2016年)『 価値がわかる 宝石図鑑 』ナツメ社

・木田順子 著 (2017年)『 あたらしい アロマテラピー事典 』高橋書店


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Boudoir ブドワール 秘密の小部屋 HP https://boudoir-madoka.wixsite.com/website


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