Douzaine de roses. 12/12 はダズン・ローズ・デー。
- Boudoir
- 2022年12月12日
- 読了時間: 3分
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Douzaine de roses.

12月12日は、
ダズン・ローズ・デーという日なのだそう。
12の言葉を
フランス語の単語で
書きました。
それでも、
気持ちは溢れてしまうから。
人は自分の心を
開いた花に重ねて、
託さずには
いられないのかもしれません。
感謝・尊敬・信頼
努力・真実・情熱
希望・誠実・栄光
幸福・愛情・永遠。
ダズン・ローズ・デーには
この12の心を
薔薇の花束に代え、
愛する人に贈るのだそう。
アメリカの大学の研究によると
人は1日で
約7,000~20,000の単語を
話すのだそうです。
物静かな人と
おしゃべりな人の
個人差は(かなり)あれど、
どちらせよ書くとしたら、
相当な量になります。
このことから人は、
「形にならない心のうちを、どうにか伝えよう」と
試みているのだということが
分かります。
でも、説明すればするほどに
分かってもらいたい気持ちが
どんどん膨らんでくる。
違う言葉でも説明したり、
例え話をしてみたり…
そうして伝えようとするほどに、
悲しいかな、
全く伝わらない時があります。
それに気付いてもいるのだけれど、
どうにもおかしい。
近づこうとすればするほど
距離は変わらなくて、
むしろ離れてる?
そんなことを考えていたら
ますます気持ちに
焦りの色が滲んでくる。
自分から
降らせたはずの言の葉に、
しまいには埋もれてしまって
身動きの取り方が分からなくなってしまう。
一体どうして
伝えたいのに
上手くいかないのだろう?
これまでの沢山の気持ちが入り混じって
ようやく気付けた自分の心や感情。
それは自分のものであることは確かで、
自分しか知り得ない
「真実」のようなもの。
自分だけが知る真実を、
現存する言葉だけで
伝えようと試みるのは
きっと簡単ではない。
難しく、もどかしくて当たり前。
だからきっと、
自分の言葉に埋もれるような
感覚になるのかもしれない。
複雑さをとっぱらった
純粋な心の部分。
そこを伝えたい、と人は願う。
「上手く伝えられたらいいのに」と
望むけれど、私たちは全員が
表現のプロ、というわけではないけれど
だからこそ
生き生きと目の前で美しく花の力を借りて、
「今、想いが花開いている」という意味を
重ね、心を伝えようとするのかもしれません。
心に芽生えた想いを、
できるだけ、自然のままに。
贈る人の
「喜んでくれますように」と願う、
手渡すまでの時間。
そのひとときを経て
選んでくれた
相手の心を想像する時間は、
受け取った人だけの特権ですね。
この花束を受け取った人は、
最も大切にしたい一輪を抜いて
相手へと手渡すのだそう。
その心のやりとりを
美しく思うから、より一層
このやり取りがロマンティックに
映るのだろうなと思います。
色や言葉の物語に
出会う度、
その物語を深く知りたくて
うずうずしてしまいます。
飾るだけで
うっとりとするのは
魅力のひとつ。
忙しない時も、
心が惹かれるものに
浸れる瞬間を。
自分の手で、
心を満たしていきたいものです。
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文字:
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